会社の人と何人かでごはん食べるときって、なんかこう一番年下っていうか立場的に若い人がいろいろ気を使ったりする風潮があるじゃない?最終的には一番上の人がお金出してくれるんだしみたいな感じでね。
でもせいじそういう慣習的な暗黙の礼儀作法みたいなの結構嫌いで。
お金出すのは本人の勝手だし、そもそも稼いでる額が違うんだから、みんなの食事代を払うことによるダメージよりも、ごちそうさまですの一言だけで十分リカバリーできるでしょみたいな感じだし、それで偉そうな態度されるぐらいならフラットに割り勘でいいしみたいな。でもね、最近のその考え方が一変したの!
この前そんな感じの機会があってね、そこで、ほら、料理注文したらちょっと頼みすぎて残る感じになったりすることあるじゃない?でもそれってご馳走する側からすると気分悪いでしょ?せっかくだったら残さず食べて欲しいしみたいな感じで。
っていう風にせいじは思ったのね。だからお腹いっぱいだったけど、ちょっと無理してみんながお箸止まってる中ちょっとづつ食べ続けてみたりしたんだけど、最終的にお料理が残った状態で解散になったの。それでせいじ帰りの電車の中で、あー、もっと気合入れて全部食べきればよかったなあってすごく後悔して。
それでわかったんだけど、あー、せいじこれまで単純に一緒にごはん食べる人たちのことが好きでもなんでもなかったんだなーって笑。
今回こういう気持ちになったのは一緒にごはん食べる人たちのことが好きだから、ちょっとでもせいじのできることをして、少しでも気持ち良くごはん食べてもらえたらいいなって素直に思えたからで、だから、もっと無理してお料理全部さらっちゃえればよかったなあ後悔したんだなって。
そう、だから冷静に考えると過去にそういう場面に遭遇したこと何度かあったけど、率先してお皿取り分けたり、料理取り分けたり、店員さんに注文したりする子のこと、よく気がきくタイプなんだなーとか、あーサラリーマン向きだなーなんてちょっと冷ややかな感じでみてたりしてたんだけど、そうじゃないんだね。その場にいる人たちのことが好きだから(全員じゃなくても)、少しでも気持ちいいお食事会にしようという心が行動に現れたんだよね。素晴らしいね。
あ、このブログ読んで、せいじとごはん食べるとき、せいじが全然動かないなーと思ったとしても、別に好きじゃないとかじゃないから安心してね。せいじの基本は動かないなので、もうすでに仲良しの心を許した人たちの前では全然動かなし無理もしないと思う!むしろ甘えてます!さっきのちょっと無理して食べたっていう話はまだ関係性がすごく浅いんだけど「わー、この人たちみんないい人だなー」って思った場合の行動だったのであしからず。