シン・エヴァンゲリオン


はい見てきたー
奇跡的にネタバレせずにこの日を迎えたんだけど、来場者プレゼントでこれネタバレじゃない?って思ったけど大したことなくてよかった。
そしてここからはネタバレするから嫌な人は読まないでね。

エヴァンゲリオンはどハマりしてるつもりはないけど、小学生の時リアルタイムで観てて、なんだかよく分からない最終回だなーって感じの印象が強かったな。しかも26話ぐらい?当時のアニメってあんまりクールで考えてなくて、1年ぐらいやるの多かったから短いなー人気なかなったのかなーぐらいにしか捉えてなくて。
その後世間も盛り上がってるし、何回も再放送するから、その度にたらたら見ていたらそれなりにハマってたというか印象深いものになった感じかも。

それで本当の完結のある意味最終回なわけですよ今回は!
かなりの期待を込めて見に行ったんだけど、もうなんかせいじ的には爽快感もあまりなく、絶望感もあまりなく、なんだかふわふわしたまま終わっていったなという印象。
っていうか冒頭10分はエヴァっぽい緊迫感あるバトルで盛り上がるっていうハリウッドとかでもありがちな冒頭が実は一番お金かけてるんじゃないの演出で入ったんだけど、その後が眠い。っていうか、寝た。
せいじは割と一人で映画見るタイプだけど、今回は寝てたら起こしてくれるようなお友達と行きたいなって思いに至ったね。
その眠い中盤はあーこういう葛藤みたいなものを時間をかけて表現したかったんだろうなーっていうのと、無駄に美少女好きが喜びそうなセクシーな感じのアングルがあったりで、っていうかエヴァにこういうの求めてる人っていまだにいるのかなーとか思ったりで微妙。
あ、でも、銭湯みたいなシーンがあって、その銭湯の名前が記念湯と新生湯なの。これはねえせいじとかごく一部の人しかわからないと思うんだけど、両方ともせいじの家の近くにある銭湯なのよ!!絶対スタッフの誰かこの近く住んでたと思う。しかも記念湯は数年前に廃業して綺麗なアパートになったのでもう誰も知らないしね。なんだかそこが一番興奮したかも。

で、ラストに向けた展開はもうよくわかんないけど、とりあえず、ゲンドウが亡くなった妻に会いたすぎてこの計画やったってだけっぽい。まあ、もうそこらへんはどうでもいいんだけど、ラストカットがまさかのシンジとマリが成長して社会人風になって、駅から走ってるみたいな感じだったのよ。まず、マリの重要度をせいじが全く理解してないので、え、最後マリなの?っていう疑問とともに、え、あんなにこの25年近くずっと逃げちゃダメだ逃げちゃだめだって言い続けてた14歳が一気に大人になったんだけどっていう衝撃。なんだかすごく置いて行かれた気分。ずっと同じところにいると思ってたシンジが秒で社会人デビューしててうわって感じ。
これが一番のメッセージだったのかな。ずっとエヴァンゲリオン大好きーとか言ってて成長してこなかった人たちに、いやシンジはしれっと成長したんであんたらもエヴァエヴァ言ってないでちゃんと成長してねっていうメッセージ。それだったらなんかすごい嫌だなあと。
やっぱり変わらないって大切なことだなって思った。信じてくれてる人からしたら急に変わられちゃうと困るでしょ?アイドルの突然の引退はつらいし、ほら、aikoとか椎名林檎とか浜崎あゆみとかはさ、結局少しづつ進化はしているけど、芯の部分は変わってないじゃん。だから安心できるじゃん。ブッダとかキリストももう何千年も変わってないじゃん。それであり続けてるじゃん?そういうのってすごい重要だよね。なのでせいじもこれからもずっと変わらずアイドルとして生き抜いていこうと改めて思った。ファンのみんながいつせいじのところに戻ってきてもいいようにせいじはいつまでも変わらずにせいじであり続けようって思ったの。
そんなことを考えさせてくれるシン・エヴァンゲリオンでした。

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