映画ね。
アカデミー賞6部門ノミネートされただけあって、いい映画だった。
でもそんなことより、この作品で養子をとった夫婦の決断があまりにも、自分の考えの中になかったもので、感銘をうけてしまったんだよね。
自分たちは子供を作れるけれど、自分たちで子供を産むより、世界の恵まれない子供たちを養子に貰って助けてあげようと決めた。
すごいよね。
日本では少子化なんて言われているけど、世界的に見れば主に発展途上国で人口がどんどん増えていくし、その中で、満足のいく教育はもちろんのこと、人として最低限の生活すら送れない子供があふれているんだもんね。
少子化対策なんて、そうした国外の子供たちを迎え入れれば簡単に解決するんだね。気づかなかったよ。
でも、そういった子供を養子として迎え入れて育てようと思える人がどれだけいるのか。
難しいよね。
でも、そうした選択肢も自然と選べるような環境と価値観を整えることが、最も有効的な少子化対策なんじゃないのかな。
映画に関して言えば、心優しく、相手のことを思うことができる人ばかりが悩み苦しみながら生きるものなんだねというのが一番の感想かな。