最近見た映画3本の感想をつらつらと記録。
その1
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ハンガー・ゲーム2米国では大ヒットだが、日本ではいまいち盛り上げりにかけた映画。
第一弾が公開されたときは、アメリカ版バトルロワイヤルという触れ込みだったので、気になって、視聴。
惰性で第2弾も視聴という感じ。
バトルロワイヤルはすごかったよね。ちょうど世代だったので、なぜか小説まで読んでしまった。柴咲コウと栗山千明は良く似合ってた。
まあ、あんな感じを期待していたら、肩透かしをくらった第一弾。
第二弾はどうなるのかなと思っていたら、案の上、戦闘シーンは割とさっぱり。
むしろ恋愛よりの描写が多くなった。
というより、ジェニファー・ローレンスが出世しすぎて、ジェニファーにたくさん仕事をさせたって感じ。
この女優さんは映画によって本当に別人みたい。
終わり方が、完全に第3弾に続くみたいな感じで、気になるが、それほど気にならない自分がいる。
ジェニファーローレンス好きな人は見てもいいかもね的な
65点!
その2
テルマエ・ロマエⅡ
はい、これも第一弾を見ていたので惰性で視聴。
原作漫画は読んでないのだけど、アニメが超面白かった。
なので、映画は2本ともアニメの面白さは超えられていないなといった感じ。
映画によって無理くりつくられたヒロイン上戸彩は思いのほか物語を壊さないいい感じの役回りで好感。
しかも、最終的に上戸彩がテルマエロマエを書いた原作者っていうニュアンスで終わってるんだけど、これって、第1弾のあと、結構もめたから、きちんと尊重していますという誠意なのだろうか。
映画本編はとりあえず、阿部寛を自然に脱がしとけみたいな適当な感じ。
この映画はフジテレビ系なんだけど、海猿の大ヒットから、男性の裸は集客力があるって学習したんだよね。
その手法の延長なんだろうなと。
なんか、昼間の主婦の稼働率が高いらしいよ。
阿部寛好きな人は見てもいいかもね的な
55点!
その3
「渇き。」
いや、これは昨日の夜中に見たんだけど、思っていた以上に「R15+」だった。
見るんだったらそれなりの覚悟は必要。
監督が中島哲也の時点で覚悟は必要だけどね。
難解といった意見もあるみたいだけど、そうでもない。
そうでもないというか、そこは重要でなくて、
登場人物たちの怒りとか狂った感情で、2時間が埋め尽くされている。
それが見どころであり、すべて。
そして、加奈子役の小松菜奈が最高。
それに尽きる。
この子がいなかったら映画成立しないだろうなっていうくらい最高。
役所広司もすごかったけど、
当時は車と住宅のCMやっていて、むしろそのバックボーンがあえて生かされて、
強烈な皮肉を演出しているような気がした。
自分の家庭は崩壊してて、他人の家庭も壊して、車で人をはねまくる。
そしてダイハツのCMには現在小松菜奈が起用されているというのがまた面白い。
加奈子の同級生役の橋本愛と二階堂ふみにももうちょっとぶっ飛んでもらいたかった。
そして、こんな世界が意外と世の中に存在しているようで。
せいじはこれでもまっとうな世界を生きているようだ。
強烈なインパクトはあった。
ただ、せいじには少し強すぎたかもしれない。
80点!
けっこう高い!