「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうだろう」最終回


久々に良いドラマだった。

まず、タイトル。
ちょっとながったらしくて、それだけでも話題を狙いに行ったのかな感を感じなくもないけど、
一目見て、恋愛ドラマだとわかるストレート感と、いまいち内容がよく分からない、
よく言えば想像力を駆り立てられるタイトルで、作中のセリフにあったのでそこからとったのであろう(もしくは言わせたのかな?)、秀作。

あとは俳優のチョイスが素晴らしいよねー。
旬な俳優をきっちり抑えつつも、それだけに頼らない配役と構成。
まあ、全員素晴らしく優しい人たちなんだけど、高良くんと有村ちゃんの優しい役柄がリアリティがあって切なさを誘う。
これはきっと脚本家が人物設定をしっかりとした細かい部分まで練り上げて、それを役者が表現しきったからこそ作られた雰囲気なんだろうなあ。

で、最終回の感想なんだけど、
ハッピーエンドど真ん中って感じではないけど、希望のある、ハッピーエンドだったんではないでしょうか。ハッピーエンド好きのせいじとしては満足。

やっぱり、誰かを思うっていいね。
ただただ、その人の幸せを願いつづけて。
もちろんその人と一緒にいられるのは一番幸せなのかもしれないけれど、
その人のことを思うだけで優しい気持ちになれて。
毎日頑張れて、前を向けて。

そんなことを感じることができるドラマでした。