トランセンデンス感想


トランセンデンス(原題:Transcendence)
2014年公開
ウォーリー・フィスター監督
ジョニー・デップ主演
興行収入約1億ドル

昨日視聴。
近未来のSF映画。
人間の脳がデータ化されるとどうなるのかといったもの。
いわゆる人工知能が人の脅威になるという根底はよく聞く話なのだが、
この映画は、テーマが良かった。

人は、愛する人の何を愛しているのだろうか。
その人がその人であると証明することは可能なのだろうか。
人は成長し続け、変化し続けるが、変化した人は過去のその人とは別人なのだろうか。

未知のものに遭遇したとき、人はその脅威と恩恵を正確に価値判断できず、
短絡的な結論に陥りやすいという描写も強調され過ぎず、秀逸だったと思う。

ただ、それほど強く、心に残るものはなかった。
ラストカットの解釈の仕方も視聴者に委ねすぎで、あまり好きではない。
79点。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です