アスリートの主張


大阪なおみちゃん、棄権しちゃったね。
試合楽しみだったのでがっかりだけど、まあプレーできないっていうんならしょうがないよね。自分の行動の決定権は自分にあって、他人に何か言われる筋合いないし。
でも今回の一連の騒動ってなおみちゃんもメディアもそれに関連してコメントしていた人たちも全部気持ち悪いなって。
そもそものなおみちゃんの記者会見やらない宣言。あれはすごいいいなーって。せいじって本当に誰かに自分の行動を制限されるのが嫌いで。制限されるっていうか、こうした方がいいよとかこうすべきだよみたいなこと言われるのが嫌で。まあまだ、こうした方がいいよは言い方によってはアリなんだけど、こうすべきだよは、本当に知らないって感じ。
でね、なおみちゃんの会見拒否っていうのはあくまで自分で決めて自分で行動してるからすごくいいなって。いろいろな主張、メディアの質への問題提起とか選手を商品ではなく人としてより尊重して欲しいみたいなのも含まれてるし、最近のなおみちゃんっぽいなって。もちろんそれで多くの人に迷惑かけるの事実だし、ルールに反する行為であるのも事実だから、最悪出場停止になっても文句は言えないわけじゃない?まあ今回のなおみちゃんはそこまで考えてなかったっぽいけど。
それに対するメディアや他の人の主張も色々あったけど、やっぱりプロスポーツである以上、会見を含めてショーであるという捉え方が最もしっくりくるよね。スポーツ選手のプレー自体はもちろん迫力のあるものだけど、テニス未経験の細かいすごさのわからない人からしたら、プレーの質よりも誰がプレーしているかが重要で、そのプレーしている人の人となりや背景を知ることでより親近感を持って楽しくプレーがみれるから、だからこそ、この記者会見っていうのはそういった選手の心情が聞けるいい機会で、それをなくすという選択は最終的にはそのスポーツの衰退につながっていくと思うの。
なおみちゃんはそういった可能性まで考えた上で行動はしてなかったぽいよね。まあ考えてようが考えてなかろうがどうでもいいの、本人の行動は本人の自由だから。
でも、問題はここからなんだよね。主催者への失望と棄権からのうつ病発言。棄権するのもうつ病って公表するのも前のせいじの理論から自由なんだけど、私の考えを理解してくれないなんて愚かだと思いました気ななおみの意思表示の部分はどうなんだろうね、自分の行動に対する周囲の反応や行動はそれこそその人たちの自由だからそれに対して、失望したりとかはしなくていいのに。っていうか自分の思い通りにならないと嫌なんだろうね。もう少し賛同者がいてくれると踏んでたのかなと思う。以前の黒人差別に対する抗議では賛否あったけど、概ねなおみちゃんを支持する意見の方が多かったしね。そこが今回のなおみちゃんの誤算だったのかなと。それとうつ病の告白のタイミングが微妙すぎる。だったら最初からうつ病だって告白すればいいのに。もちろん、自分がうつ病だって告白するのは勇気のいるものというか、あまりオープンにしたくないものだっていうのは理解できるけど、このタイミングで言うのは、今回の行動はうつ病から来たのもだから許してねという主張にしか見えない。本人がうつ病だっていうのだからうつ病だとは思うけど、会見拒否するという主張はできて、コートに立って試合ができるぐらいのうつ病だから重度ではないのかなとも思ったり。今回の騒動でうつ病が悪化しないことを祈るけど、せいじはなおみちゃんへの興味が薄れちゃったなという感じ。
とまあなおみちゃんの話はこんなもんで、何がもっとも気持ち悪いかって言ったらメディアやこれたいして発言していた関係者たちよ。うつ病告白したら一気になおみちゃん擁護。せいじが一番嫌いなやつ。理由が多数の人が納得できるものなら仕方ないよねってやつ。すごい気持ち悪い。単なる主義による会見拒否はNGだけど、うつ病による会見拒否はOKみたいな。主義主張だろうが、うつ病だろうが、会見拒否という行為に対してのNGやOKじゃないんだっていうね。その行為に対する自分の感じた意見を主張してればいいのに、背景次第で、その主張が簡単に変わってしまう。気持ち悪いなーって。
こういうの昔から嫌いで。例えば親の葬式ならドタキャンの許されるけど、今日は雨降ってるからっていう理由のドタキャンは許されないみたいな。関係ないじゃん理由なんて、ドタキャンするという事実は変わらないし、それにより被る迷惑の度合いも変わらないわけでしょ?後はドタキャンされた側の気持ちの納得感だけなわけだけど、そのドタキャンした側の人間にとって親の葬式と雨の中の外出がどれほどの重みを持っているのかなんてわからないじゃない。もう完全に縁をきっている親かもしれないし、雨の中の外出でトラウマになるようなことを経験しているかもしれないし、それぞれの理由がそのひとにとってどれだけ重要かなんて本当のところは誰にもわからないでしょ。受け取り側の経験や予想から重要度に勝手に当てはめて納得できるかできないかを判断しているだけですごく傲慢な行為だなって。なのでせいじの場合は断るときはできるだけ理由言わないで断ること多いかな。後は気分とか。まあそれはそれで角がたつこともあるんだけど笑でもその方がさ、中途半端に理由言われるよりいいかなって。あーそれの方が自分よりは優先されるんだなーって考えなくて済むから。
だから今回のなおみちゃんのうつ病も同じなんだよね。深刻度なんてわかんないじゃん。そもそも2年前からうつ病ってことは、うつ病でも全豪オープンで2回優勝して、全米オープンでも1回優勝できたってことでしょ?強すぎ。なんてことをせいじは考えてしまうわけ。だから理由なんてわざわざ追加しないで棄権してくれた方がすっきりしてたのに。
で、言いたいのは周りの反応よ!びっくりするぐらいの手のひら返し。うつ病だったら仕方がないよで一色。中にはそれでも噛みついてる人いるけど、それすら攻撃対象にして押さえ込んでしまう世論。すごいねー。多数派ってすごいねー。
最初に行ったけど、本人の行動は本人の自由。行動っていうのは考え方や感じ方も含まれる。なので、なおみちゃんのうつ病告白を聞いて、考え方を180度変えるのも自由。ただ、そういうのを目の当たりすると、せいじは気持ち悪いって感情が出て来ちゃうって話。

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