IT 聲の形 湯を沸かすほどの熱い愛


最近見た映画

IT:
怖い。でも舞台となった街限定のホラーなので、見たあと、「呪怨」のように、部屋の片隅が見れないというような日常生活で怖い思いをすることはないので良かった。ピエロは万能感と凡人感が合わさって、なんだか最終的にちょっと滑稽に。むしろ続編が見たい。続編ありきの終わり方だったので、もしかたら続編でもっとトラウマ級のホラーになるかも。むしろ、アメリカのいじめっ子ってあんなにひどいんだっていう恐怖が強かった。

聲の形:
ずっと耳の形だと思ってたら声だった。出演者全員が方向性の違う嫌な部分と良い部分を併せ持った人間で、人間ってそんな感じだよ、みたいな青春映画でなかなかグッとくるいい映画なんだけど、登場するキャラクターデザインが、オタクウケしそうな感じなのがちょっと嫌。そして、もっと気持ちのいい人間って多いはずなんだけどなーという印象。みんなで勝手にこじらせて勝手に泣いて勝手に感情振り乱している感じ。思い出して振り返るとつまらなくなる映画。

湯を沸かすほどの愛:
せいじは子供が泣きそうになりながらしゃべるシーンに弱いようで、そこで号泣。WOWOWで撮ってたの見たんだけど、エピロードトークみたいなので小山薫堂とかが「僕はあそこで泣きました〜」、「あーそうですよねー」みたいな会話してたけど、せいじ全く泣いてなくて、やっぱりせいじ基本泣かない人なのかもと思った。良いシーンだとは思ったけどね。
すごい映画だと思いつつも、宮沢りえと杉咲花がすごいだけかもと思う。細かく丁寧に置かれたいくつもの伏線が丁寧に回収されていくのを巧みととるか、面白みに欠けるととるか。監督が商業長編デビュー作ということでちょっと納得。犬の置物を投げつけるシーンが一番好き。

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