今期のお気に入りのドラマ


せいじはオリンピック観たり、ドラマ観たりして生きてます。

なのでちょっと好きなドラマ紹介。
「アンナチュラル」と「隣の家族は青く見える」

他にも面白いドラマあるけど、この二つは突出かも。

まず、アンナチュラルは非常にバランスがいい。

前にも法医解剖のドラマがあって、面白かったんだけど、結局死んでしまった人からスタートする分、真実がわかっても、死んでしまっているという悲しさが伴っててなんとも切ないドラマだった。
ちなみにそのドラマにも石原さとみが出てたんだけどね。

で、今回も結局その切なさ、やるせなさみたいなものがあるんだけど、せいじそういうの好きかも。
真実がわかっても結局、死というどうしようもない現実はなにも変わらないっていう漂う無力感とそれでも、その真実によって前に進むことできる人もいるっていう希望感がいいのかな。

それでね、何がバランスいいかっていうと石原さとみの役柄。
こういうお仕事系のドラマって、主人公が大抵、自分の信念とか正義感に託けて、これまでの慣習とかを無視して突っ走って、周りがあたふたして、でも結果を残して、認められる。みたいなパターンが多いんだけど、石原さとみはちがう。もちろん、突っ走るんだよ。ドラマだもん、主人公は突っ走ってなんぼなんだけど、きちんと止まるところはとまる。常識もコミュニケーション能力も高いんだよね。だから見ていてストレスがない。現実的で真っ当な社会人してる。しっかりと誠実に仕事に向き合ってる。仕事である以上、優先すべきは顧客であって自分自身の好奇心や探求心ではないということをしっかりと本人が理解しているのがいい。

かつ、結構エピソードがとんがっているのもいいかなー。明確な悪人というわけではないけど、自分の欲望を第一優先に考える人間がちょいちょい登場してて、そういうのがピリピリとした感覚をドラマに足している。

あと、主題歌がすごい。米津玄師。うーん、ライバルだね。

で、隣の家族は青く見えるの方は、なんといっても深キョンが可愛い。

今回の深キョンは可愛いだけではなく、性格も完璧。意味が解らないくらい完璧。
ドラマとして色々な家族のかたちってあるよねっていうのがテーマで、深キョンは不妊治療を開始する役なんだけど、完璧すぎる。
フラットなものの考え方で、近所づきあいは完璧だし、不妊治療で本人の方が大変なのに、色々とうっかり忘れる旦那さんに、不機嫌になることなく、お仕事大変だったねとか、不安に思っている気持ちを察してあげて、気遣う言葉をかけたりする。そして、義理の家族とも仲がいい。さらに自分も仕事しているのに(フルタイムではないけど)、家事は全てひとりで完璧にこなす。
っていうか、深キョンの可愛さがあればその他全部だめでも、許せるのに、なんなんだっていう感じ。

まあ世評としては、色々な要素もりこみすぎなんて意見もあるみたいだけど、せいじ的にはすごく成功してると思う。色々なテーマをきちんと同時進行しながらまとめあげるのって結構難しいと思うし、内容がぎゅっとなって、どことなく海外ドラマの雰囲気かな。単純な恋愛ものでくっつくのかくっつかないのかを永遠とやられるよりはずっといい。
色んな家族のあり方があっては良いと思うし、まわりの理解も進んでいるとは思うけど、意外と受け入れられないのって自分自身だったりするんだよね。
結末が、理想とする家族のカタチを手に入れるのか、今のままでも幸せだということを受け入れることになるのかどうまとめるのかな。

以上、おすすめー(*’▽’)

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